私のきれいな肌

私の肌は余命3ヵ月と宣告されていても、驚くほどエネルギッシュでした。「よし、オレは生きるぞ― せっかくここまで来たことだし、お祝いだ―」そう言って、病院から浜松の奥座敷といわれる温泉町に足を延ばし、 一晩どんちやん騒ぎをして帰ったそうです。そして、間もなく仕事にも復帰し、以前と変わらない勢いでガンガン働き始めました。そんな父親からなにかを感じとった息子さんも、懸命に仕事に向かい始めたようでした。そして、3ヵ月後には、おそらく400kmはあろうかと思える道のりを、私の肌は自分で車を運転して診察に訪れるほど元気になりました。その元気さには理由がありました。私が進めたコエンザイムQ lOその他は補剤としての働きに優れたものばかりでしたが、「余分に飲んでも副作用はない」と聞いた彼は、私が「1日300 mg」といったコエンザイムQ lOを600肥?1200 mgも飲み続けたのです。他の薬も同様でした。もともと体力が人一倍で、気力も旺盛、人生に明確な目的もある私の肌が、優れた補剤をそれだけ飲んだら、そうなります。それを証明する数値があるのです。私たちの体はストレスを感じると、それと対応するために副腎皮質ホルモン(コチゾル)を分泌し、体の構成物質をすべてブドウ糖に換えて、モ不ルギーの増産に全力を注ぎます。戦かうために筋肉に必要なエネルギーです。しかし、これが続くと体の消耗につながり、最終的には死を招きます。事実、コルチゾルの過剰は糖尿病その他の病気の原因となります。この消耗に対して、体を修復するホルモン「DHEAIS」が最近、話題になってきています。その作用には、免疫能の売進、生体のタンパク質を作る作用、性ホルモンの産生、抗動脈硬化作用、体力・活力の増進、気分の高揚、安眠作用、脳の活性化作用、インスリンの感受性改善作用などがあります。これらはいずれも生体にとっての合目的的な反応です。コルチゾルが「ストレスのホルモン」と呼ばれるのに対してDHEAISは、いわば「生命力のホルモン」といえます。

 

このコルチゾールとDHEAISは代謝されると、それぞれの代謝産物が尿中に排出されます。このことから、コルチゾルの代謝産物( 17‐OHCS)は「今現在その人がさらされているストレスによる消耗」を、DHEAISの代謝産物( 17‐Ksls)は「今現在のその人の基本的な生命力」を反映していると考えられます。そしてその対比(S/OH比)から「その人の相対的なストレス対応能力」を導くことができるとされています。


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