体内に取り込まれた酸素

体内に取り込まれた酸素

ただし、ナットウキナーゼは熱に弱いというウィークポイントがあります。この酵素の働きを最大限に活かすには、火を通さずにそのまま、つまりいつものようによくかき混ぜ、刻みねぎやお好ふで卵黄などを加え、ご飯にのせてハフハフ食べるのが、 一番かもしれません。納豆の酵素の中でも、比較的新しく発見されたものがSOD (スーパーオキシドジスムターゼ)と呼ばれるものです。これは、活性酸素消去酵素ともいわれ、生活習慣病や老化の防止から、ガンの予防まで、その働きが大いに注目されているものです。というのも、皆さんもお聞きになったことがあるかと思いますが、活性酸素は老化やガンの元凶ともいわれているのです。私たちが生きていくためには、酸素が欠かせません。呼吸で体内に取り込まれた酸素は、血液によって体のすみずみにまで届けられますが、全身の細胞の中で、糖分や脂肪分を燃焼させて、千不ルギーを生み出しています。この副産物が活性酸素なのです。活性酸素になるのは、呼吸で取り入れた酸素のうちの2%といわれます。わずかな量の活性酸素ですが、これが、なかなか手ごわい相手なのです。

 

それは、この活性酸素が、体内の物質を酸化させようとするからなのです。酸化といえば、鉄の鍋がサビついたり、切つたリンゴを放っておくと色が変わってきたりするのも皆、 ″酸化〃していることなのです。この酸化が人間の体で起こるとどうなるでしょうか? 体の外を見れば、肌のハリがなくなつたリシワができたり、体内では、疲れがたまったり内臓の働きが弱まったり…。いろいろな不調を招きます。

 

活性酸素には、体内に入り込んだ細菌などと戦うという働きもありますが、過剰になると、体をサビつかせて老化を進めるので、少々ありがたくない酸素といえます。活性酸素はたくさんの病気と関わりがありますが、特に、加齢と関係のある病気のほとんどに関係があるようです。そこで、納豆の酵素。SODの登場です。SODの持つ、活性酸素を分解してしまう働きに期待がかかってくるのです。SODは、私たちの体の中でも作られているものですが、25歳をピークに、量が減ってくるといわれています。それとともに、体もサビついてきて、老化が進んでしまうのです。ですから、納豆を毎日食べてSODを補給することは、老化を防ぐことにもつながるのです。納豆の原料の大豆に含まれるサポニンも、この活性酸素を退治する強力な抗酸化作用があることがわかっていますから、まさに納豆は、若さをキープするための特効薬といえましょう。


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